事業紹介
株式会社帆苅組は、新潟県阿賀野市保田を拠点に、
土木・管・建築工事を中心とした
建設事業を手掛ける総合建設会社です。
半世紀にわたり、地域の暮らしとインフラの
安全・安心に技術で貢献してきました。
私たちは、安心して工事をお任せいただけるよう、
高い技術力でお客様の信頼にお応えし続けます。
事業一覧
土木工事
河川や道路、下水道、農地などのインフラの整備を行っています。
インフラの維持・整備を通じて地域社会に貢献する
河川や道路、下水道、農地などのインフラを整備し、地域社会の安全で便利な暮らしを支えます。
河川工事 | 川の流れを整えたり、洪水を防いだりするための工事 |
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道路工事 | 新しい道路を作ったり、今ある道路を修理したりする工事 |
下水道工事 | 下水管の配管システムを作ったり、修理したりする工事 |
共同溝工事 | 電線や水道管などの様々な管をまとめて設置する工事 |
ほ場整備工事 | 農地をより使いやすく整えるための工事 |
樋門工事 | 川や水路に設置される水門(樋門)を作ったり、修理したりする工事 |
排水路工事 | 排水路を作ったり、修理したりする工事 |
防災工事 | 災害リスクや災害発生時の被害を最小限に抑えるための工事 |
代表実績
管工事
水道やガスの管の設置・修理などを行っています。
水とガスの安全かつ確実なライフラインを構築する
水道やガスの管の設置・修理などを行い、安全で確実なライフラインを構築します。
水道工事 | 水道管を設置したり、修理したりする工事 |
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ガス工事 | ガス管を設置したり、修理したりする工事 |
代表実績
建築工事
家や学校、工場など様々な建物の建設やメンテナンスなどを行っています。
安全で快適な生活空間を提供する
家や学校、工場など様々な建物の建設やメンテナンスなどを行い、安全で快適な生活空間を提供しています。
新築工事 | 新しい建物を建てる工事 |
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改修工事 | 今ある建物を使いやすくしたり、機能性を高めたりするための工事 |
修繕工事 | 建物の損傷や劣化を修復するための工事 |
耐震補強工事 | 地震などの災害から建物を守るための工事 |
代表実績
埋蔵文化財発掘調査事業
工事現場で見つかった遺跡の発掘や調査などを行っています。
遺跡を発掘調査し、地域社会の歴史的価値を保存する
帆苅組では、平成6年から新潟県を中心に、遺跡発掘調査事業を支援して参りました。平成16年度からは埋蔵文化財発掘調査・整理作業支援業務を行っています。
埋蔵文化財発掘調査事業とは、地中に埋まっている古い遺物や遺跡の発掘や調査により、地域社会の歴史的価値を保存する事業です。
工事の過程で現場から遺跡が見つかった場合、遺跡の調査・報告をすることが法律で決められています。そこで帆苅組では、埋蔵文化財調査の専門のチームが遺跡の発掘調査や試掘調査から、遺跡測量、写真撮影、整理作業、そして報告書原稿の入稿に至るまで、一連の業務を一貫して行っています。
実施業務
昔の生活の痕跡を探す「表土掘削」
バックホウや人力を使って、現代の地面を薄く掘り進め、昔の生活の痕跡が残るところまで掘り出します。
遺跡を掘り出す「発掘調査」
人力で移植ゴテ(小さなスコップのような道具)などを使い、昔の人が生活した痕跡(遺構)を探し出し、昔の道具や建物の痕跡を丁寧に掘り出します。
遺跡の様子を図面に残す「記録作業」
昔の穴(柱穴や貯蔵穴等)を半分掘り返し、この穴の埋められた状況を図面に記録します。
遺跡の形や大きさを測る「遺跡測量」
昔の生活の痕跡をすべて掘削後、遺跡全体の測量を行います。
遺物を復元・実測し報告書にまとめる「整理作業」
遺跡から出土した遺物(遺跡から出土した昔の道具)の復元・実測をおこないます。これらを整理し、遺構・遺物の検討をしながら報告書の作成をします。
発掘調査実績一覧
作業内容 | 遺跡名 | 調査主体 | 調査場所 | 調査面積 | 調査年 |
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発掘調査委託 | 六斗蒔遺跡 | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 中条町築地 | 5150㎡ | 平成16年 |
発掘調査委託 | 山口野中遺跡 | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 阿賀野市月崎 | 9128㎡ | 平成24年 |
発掘調査委託 | 山口野中遺跡Ⅱ | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 阿賀野市月崎 | 14857㎡ | 平成26年 |
発掘調査委託 | 土橋北遺跡 | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市百津 | 3000㎡ | 平成27年 |
発掘調査委託 | 土橋北遺跡その2 | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市百津 | 5040㎡ | 平成28年 |
発掘調査委託 | 土橋北遺跡その3・石船戸北遺跡 | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市百津 | 7029㎡ | 平成28年 |
発掘調査委託 | 砂田遺跡・山本遺跡 | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市堀越 | 1093㎡ | 平成29年 |
発掘調査委託 | 土橋北遺跡その4 | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市百津 | 6970㎡ | 平成29年 |
発掘調査委託 | 土橋北遺跡その5 | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市百津 | 6148㎡ | 平成30年 |
発掘調査委託 | 土橋北遺跡その7 | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市百津 | 479㎡ | 令和元年 |
発掘調査委託 | 土橋遺跡 | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市百津 | 3900㎡ | 令和2年 |
発掘調査委託 | 土橋遺跡その2 | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市百津 | 1823㎡ | 令和2年 |
発掘調査委託 | 外輪橋遺跡 | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市里 | 2852㎡ | 令和3年 |
発掘調査支援 | 三川吉ヶ沢B遺跡 | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 三川村上戸谷渡 | 4000㎡ | 平成6年 |
発掘調査支援 | 七堀道下遺跡 | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 上川村九島 | 4000㎡ | 平成6年 |
発掘調査支援 | 箕輪遺跡 | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 柏崎市枇杷島 | 50000㎡ | 平成12年 |
発掘調査支援 | 堀越館跡遺跡 | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 水原町堀越 | 300㎡ | 平成10年 |
発掘調査支援 | 峪ノ上・台の上 五反田遺跡 | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 上越市木島・板倉町米增 | 7820㎡ | 平成15年 |
発掘調査支援 | 谷内A遺跡 | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 吉田町富永 | 360㎡ | 平成16年 |
発掘調査支援 | 大坪遺跡 | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 阿賀野市寺社 | 11600㎡ | 平成16年 |
発掘調査支援 | 上野東遺跡 | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 津川町西 | 1200㎡ | 平成17年 |
発掘調査支援 | 現明嶽遺跡 | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 津川町西 | 750㎡ | 平成17年 |
発掘調査支援 | 鴨深甲遺跡 | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 阿賀野市寺社 | 5000㎡ | 平成17年 |
発掘調査支援 | 大坂上道遺跡 | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 阿賀町西 | 4460㎡ | 平成18年 |
発掘調査支援 | 近世新潟町遺跡 | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 新潟市本町 | 257㎡ | 平成18年 |
発掘調査支援 | 猿額遺跡 | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 阿賀町西 | 6360㎡ | 平成18年 |
発掘調査支援 | 庚塚遺跡 | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 阿賀野市寺社 | 2910㎡ | 平成19年 |
発掘調査支援 | 狐塚遺跡 | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 阿賀野市熊居 | 2964㎡ | 平成19年 |
発掘調査支援 | 田伏山崎遺跡 | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 糸魚川市田伏山崎 | 2000㎡ | 平成19年 |
発掘調査支援 | 柄目木遺跡I | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 阿賀野市小里 | 12500㎡ | 平成20年 |
発掘調査支援 | 山口野中遺跡(第2次調査) | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市六日野 | 110㎡ | 平成20年 |
発掘調査支援 | 三辺稲荷遺跡 | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市百津 | 860㎡ | 平成20年 |
発掘調査支援 | 三辺稲荷遺跡(第7次調査) | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市百津 | 168㎡ | 平成20年 |
発掘調査支援 | 境塚遺跡 | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 阿賀野市六日野 | 12300㎡ | 平成21年 |
発掘調査支援 | 境塚遺跡 | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市六日野 | 3312㎡ | 平成21年 |
発掘調査支援 | 山口野中遺跡(第6次調査) | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市六日野 | 558㎡ | 平成21年 |
発掘調査支援 | 山口野中遺跡(第7次調査) | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市六日野 | 7000㎡ | 平成22年 |
発掘調査支援 | 境塚遺跡(下条分水路) | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市六日野 | 1200㎡ | 平成22年 |
発掘調査支援 | 山口遺跡 | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 阿賀野市山口 | 600㎡ | 平成23年 |
発掘調査支援 | 柄目木遺跡II | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 阿賀野市下ノ橋 | 6000㎡ | 平成23年 |
発掘調査支援 | 山口野中遺跡(第8-9次調査) | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市六日野 | 1800㎡ | 平成23年 |
発掘調査支援 | 石船戸遺跡 | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市堀越 | 9000㎡ | 平成26年 |
発掘調査支援 | 下福岡遺跡 | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市下福岡 | 1026㎡ | 平成25年 |
発掘調査支援 | 柄目木遺跡 | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市小里 | 108㎡ | 平成25年 |
発掘調査支援 | 蕪木遺跡 | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 阿賀野市堀越 | 5915㎡ | 平成27年 |
発掘調査支援 | 山口野中遺跡(第11次調査) | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市六日野 | 855㎡ | 平成25年 |
発掘調査支援 | 境塚遺跡Ⅱ | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 阿賀野市月崎 | 6480㎡ | 平成26年 |
発掘調査支援 | 石船戸遺跡(K・M区) | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市堀越 | 1800㎡ | 平成26年 |
発掘調査支援 | 山口野中遺跡(第12次調査) | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市六日野 | 216㎡ | 平成26年 |
発掘調査支援 | 石船戸東遺跡 | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 阿賀野市百津 | 12200㎡ | 平成28年 |
発掘調査支援 | 土橋北遺跡(その6) | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 阿賀野市百津 | 5233㎡ | 平成30年 |
発掘調査支援 | 上野遺跡II | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 村上市猿沢 | 8555㎡ | 平成31年 |
発掘調査支援 | 境塚IV・上野遺跡Ⅲ | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 村上市猿沢・桧原 | 5,946㎡ | 令和2年 |
発掘調査支援 | 上野遺跡IV | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 村上市猿沢・桧原 | 8294㎡ | 令和3年 |
発掘調査支援 | 上野遺跡Ⅴ | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 村上市猿沢・桧原 | 3,500㎡ | 令和3年 |
発掘調査支援 | 山口遺跡Ⅳ | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 阿賀野市山口 | 3,350㎡ | 令和3年 |
発掘調査支援 | 山口野中遺跡Ⅴ | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 阿賀野市月崎 | 300㎡ | 令和3年 |
発掘調査支援 | 新町遺跡Ⅱ | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 阿賀野市百津 | 255㎡ | 令和3年 |
発掘調査支援 | 石船戸東遺跡Ⅲ | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 阿賀野市百津 | 160㎡ | 令和3年 |
発掘調査支援 | 上野遺跡Ⅵ | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 村上市猿沢・桧原 | 7,582㎡ | 令和5年 |
発掘調査支援 | 上野遺跡Ⅶ | 新潟県埋蔵文化財調査事業団 | 村上市猿沢・桧原 | 7,151㎡ | 令和6年 |
基礎整理委託 | 土橋北遺跡その7 | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市百津 | – | 令和3年 |
基礎整理委託 | 土橋遺跡 | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市百津 | – | 令和4年 |
基礎整理委託 | 土橋北遺跡 | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市百津 | – | 令和4年 |
本整理委託 | 土橋北遺跡 | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市百津 | – | 令和5年 |
本整理委託 | 土橋遺跡 | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市百津 | – | 令和5年 |
本整理委託 | 外輪橋遺跡 | 阿賀野市教育委員会 | 阿賀野市里 | – | 令和6年 |
技術情報
帆苅組ではあらゆる環境や条件に対応するため、様々な工法を採用しております。
ESR工法
建設発生土を現場で改良してリサイクルできるシステム
ESR工法は、建設発生土(建設現場で出る土)を現場で改良して、再利用できるようにする工法です。
建設発生土の再利用には、セメントを混ぜて土の強度を均一にする土質改良が必要です。ESR工法では、建設発生土の改良を現場で行うことができるため、大規模工事での土質改良が大幅に効率化されます。また、土質改良プラントなみの高品質な混合性能や、周辺環境に配慮した低粉塵・低騒音設計も特徴です。
工法の流れ
- 建設発生土を、自走式の土質改良機に投入します。
- 土質改良機の中で、固化剤を混ぜて、土の強度を均一にします。
- 排出された改良土は、盛土材や埋め戻し材、土地造成などの用途に再利用されます。
特徴
- 幅広い建設発生土の土質を改良することができます
- 現場で土質を改良できるため、土質改良プラントまでの運搬や人員にかかるコストを低減できます
- 改良後の土を建設資材として利用できるため、新材購入費はもちろん、委託処分費などのコストを大幅に削減できます
- 建設発生土のリサイクルにより、環境保全に貢献します
- 低品質な建設発生土処分の問題解決に役立ちます
ESR工法が活躍する現場の例
- 道路改良工事
- 土壌改良
- 下水道埋戻
- 汚染土壌改良
管更生工法
管更生工法とは、老朽化した管を新しい管に交換するのではなく、今ある管を修復して、元の機能を回復させる工法です。
大口径管きょを掘り起こさずスピーディーに修復する環境に優しい工法
ダンビー工法は、今ある管きょ(地下に埋設された管)内に新たな管を形成することで、道路を掘り起こさずに、管きょを修復する工法です。
周辺の交通や騒音などの影響も少なく、また、工期の短縮にもつながります。
工法の流れ
- 管きょ内の高圧洗浄:施工区間の管きょ内を高圧洗浄機で洗浄します。
- スペーサーの設置:古い管の内側の上部に小さな支え(スペーサー)を設置します。
- ストリップの巻き立て:製管機を使って硬質塩化ビニル樹脂製の帯板(ストリップ)を管の内側にらせん状に巻き立てます。
- ストリップのつなぎ合わせ:隣り合うストリップを接合部品(SFジョイナー)でつなぎ合わせ、連続した新しい管を作ります。
- 充填材の注入:新しい管と古い管の間の空間に充填材を注入し、隙間を埋めます。
特長
- 硬質塩化ビニル樹脂は化学物質やすり減りに強く、耐久性に優れています
- 使用される接続部品には、地震の揺れに強い設計がされており、地震が起きても管が壊れにくくなります。
- 円形の管だけでなく、あらゆる形状の管に対応しています
- 修理後の管は、新しい管と同等以上に、重さに耐える能力(耐荷能力)が高まります
- 修理後の管は、新しい管と同等以上に水などがスムーズに流れる能力(流下能力)が高まります
- 施工後の管の高さ(管底高)の変化を最小限に抑えることができます
あらゆる形状のマンホールに適応する掘削不要のマンホール修復技術
MLR(Manhole Lining Renewal)工法は、今あるマンホール(人孔)内に新たな壁を形成することで、硫化水素などによる腐食で劣化し寿命が短くなったマンホールの強度を高め、長持ちするように修復する工法です。
形状や大きさに関わらずあらゆるマンホールに対応が可能な上、道路を掘り起こさずに施工することができます。
工法の流れ
- 内壁の高圧洗浄:マンホールの内壁を高圧洗浄し、劣化した部分を取り除きます。
- MLRモールドの設置:工場で生産された樹脂製の型(MLRモールド)をマンホール内に設置します。
- 樹脂の注入:MLRモールドとコンクリート壁面との隙間に、専用の注入機を用いてMLR樹脂を注入し、MLRモールドと今ある内壁を一体化させます。
特長
- 腐食により強度が低下したマンホールの強度を復元することができます
- 腐食の要因となる硫化水素等からマンホールを守り、腐食を防ぐ効果を長期間にわたり維持します
- マンホール内への水の侵入や、マンホール外への水漏れを防止することができます
- 道路の掘り起こしを一切必要としないため、周囲への粉塵や産廃物の発生がなく、また、工期の短縮も可能です
- 湿潤面でも注入樹脂は接着するため、乾燥作業が必要ありません
- 悪臭の原因となる有機溶剤を含まない注入樹脂を使用するため、 臭気問題を最低限に抑えることができます
- 大型設備や重機を使わないため、騒音問題の心配が無く、周辺環境に優しい工法です
水を止めることなく施工が可能。スピーディーで経済的な”SWライナー工法”
SWライナー工法は、今ある管きょ(地下に埋設された管)内に新たな管を形成することで、流れる水を止めることなく管きょを修復する工法です。
地面を掘り起こす必要がないため、周辺の交通や騒音への影響も最小限に抑えられ、工期の短縮にも繋がります。
工法の流れ
- 管きょ内の高圧洗浄:施工区間の管きょ内を高圧洗浄機で洗浄します。
- ストリップの巻き立て:製管機を使って硬質塩化ビニル樹脂製の帯板(ストリップ)を管の内側にらせん状に巻きつけながら、隣り合うストリップを接着剤で接着していきます。
- 充填材の注入:新しい管と古い管の間の空間に充填材を注入し、隙間を埋めます。
メリット
- 道路を掘り起こさずに施工が可能です
- 通水したままでの施工が可能です
- パワフルな施工機械で長距離施工が可能です
- ストリップを接続出来るので工事の中断が可能です
- 管内作業を極力減らすことができるため、作業の安全性が向上します
- 管内の流量の増加が見込めます